グラフマニュアル2 タイプ分け
グラフは、9のタイプに分類されます。
①1強タイプA ~盤石1強
グラフの1位の軸の信頼度が
非常に高いパターン
グラフ1位から、グラフの平均ラインを超えた馬へ
ヒモ荒れ狙い が基本です。
グラフ1位の単勝が1倍台に突入すれば、脅威的な信頼度に変わります。
②1強タイプB ~信頼度の落ちる1強
グラフの1位が抜けていて
上記の 1強Aタイプ より信頼できそうですが
結果は異なります。
このタイプは、図の様な直角が生まれます。
これを、危険直角 と呼びます。
直角が発生すると、グラフ2、3位の単勝回収率は100%を超えてきます。
しかし、グラフ1位が抜けて信頼できるのも事実。
ヒモ荒れが発生しやすい特徴もあるので、頭固定せずに3連系で狙うのも有効な手段でしょう。
③2強タイプA~2強
2強タイプは、思うほど2頭で決着しないもので、
馬連決着率も25~30%程
両雄並び立たず
と言う様に、ワンツーフィニッシュ決着率は高くありませんが、
ワイド決着率は60%近くあります。
3連単だと、サンドイッチ馬券が有効。
狙いは、どちらかからのヒモ荒れが基本ですが、
回収率の高いグラフ2番目から狙うのがセオリーです。
④2強タイプB~信頼度の落ちる2強
2強タイプB は、2強タイプA より信頼度が落ちますが、特徴があります。
グラフ2位が、グラフ1位を上回りそうな狙い目。
回収率がかなり高いですね。
2強と言っても、2頭の合算勝率は48.1%程しかないので、
穴単勝を狙うのも良いでしょう。
⑤ 3強タイプA~3強
グラフでも示す通りの3強タイプ。
馬連決着率は、この3頭ボックスでも35%程。
ただ、ptn5,6(堅めのレース) になると 55%まで上昇します。
狙いは、間違いなく、グラフ3位
人気の盲点になりやすく、実力差はないのに、オッズが甘くなりやすい傾向があります。
ただし、ptn5,6になると、グラフ1位の信頼度が大幅にアップするので、注意が必要です。
⑥ 3強タイプB~信頼度の落ちる3強
3強の構成ですが、信頼度が低いタイプ
しかし、上位3頭の合算勝率は73.6%と、相当高い。
下位人気が、必要以上に売れる 穴馬バイアス がかかるため
3強のオッズが甘くなります。
その為、単勝回収率もそれぞれが高く、
なかでも、グラフ3位の単勝回収率は、脅威の119%と狙い目となります。
3強ボックスの決着率は低く、波乱が多くなります。
穴単勝狙いは、オススメできません。
⑦ 波乱タイプA ~スゥィートスポット
波乱タイプは、まさに大荒れを含むレース
グラフ1位が、極端に弱く単勝回収率も低い。
ここは、思い切って切りましょう。
スゥィートスポット と呼ばれるゾーンが出現するのが特徴で
グラフ6位ー8位の単勝回収率は、
ベタ買いでも100%を超えてきます。
更に、ptn2 のスゥィートスポットは、
別名 お宝ゾーンと呼び更に、単勝回収率がアップします。
⑧ 波乱タイプB ~埋もれ軸
グラフの青ラインの下に、埋もれていて、オッズは甘くなりますが
グラフ1,2位は非常に優秀です。特に、1位ですね。
相手は、何が来てもおかしくない波乱タイプ。
ファクターで絞りたいですが、無理に手を出すレースでもありませんね。
ヒモ狙いは、こちらも、グラフ6,7,8位、辺りが回収率が高くなります。
⑨ 波乱タイプC ~埋もれ軸+断層
⑧埋もれ軸タイプの中に
断層 を持つグラフがあります。
このタイプは、断層、断層手前を狙うのが基本です。
例えば、
5強タイプであれば、グラフ4,5位
6強タイプであれば、グラフ5,6位
7強タイプであれば、グラフ6,7位
この法則は、オッズ理論でも証明されており、定番の狙い方と言えるでしょう。
以上、9つのレースタイプに分類した狙い方を
紹介させて頂きました。
それぞれのレースタイプには特徴があります。
しっかりと、狙いを定めて回収率の高い馬券を狙いましょう。
投稿者プロフィール
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競馬統計新聞の敏腕編集長。
スペシャルウィーク、キングヘイロー、セイウンスカイの3強対決で競馬の虜になる。期待値について、研究を始めて劇的に収支が向上。遂に2020年に年間プラス収支を達成。その後は連続プラス収支継続中。統計から徹底的に回収率にアプローチします。馬券は、ほとんど単勝のみ。競馬統計新聞は、まさに集大成。長期的に勝てる馬を推奨します!!
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